もうすっかり最近は無垢床のことしか考えていない、ししりんです。
マルホンさん本社浜松に行きたい!と意気込んでいましたが、なんと車で3時間かかる距離・・・!
浜松って意外と遠いのね、と断念しかけています。
2時間かからないぐらいだと思ってた・・・。日帰りだとしんどいかも。
そんな中、マルホンさんHPで発見しました!
サンプル請求ができる!!
なんで今まで気がつかなかったんだろう?おばさんだから・・・?
3つまでサンプル請求できるので、早速してみました〜!
翌日には発送しましたメールと共に丁寧なお礼メールが届き、人柄の良さが伝わる気持ちの良い対応をしていただきました!
木の堅さレベルについて、この記事と今回マルホンさんで伺った話とは異なる結果となりました。実際の肌感はどうなのか?検証をしてみました!
サンプル請求をした無垢材たち
※硬度レベルは1〜5段階で、1に近いほど柔らかい木となります。(マルホンさんより)
実際の無垢材①スギ
種類 | 硬度レベル |
針葉樹 | 1 |
ザ・木の板!!という感じ。
スギやヒノキってこんなイメージ。今回の中では、厚みがダントツ。
実際の無垢材②アルビジア
種類 | 硬度レベル |
広葉樹 | 4 |
写真と実物がそのままだったのは、アルビジアだけかもしれない。
いい感じのマーブル感!!見た目は一番好き〜!!
実際の無垢材③ウォールナット
種類 | 硬度レベル |
広葉樹 | 3 |
サンプルだからなのか、私の想像するウォールナットとは違う・・・色が意外と明るめ。
全体に敷くとまた印象が変わりそう。
実際の無垢材④ハードサイプレス
種類 | 硬度レベル |
針葉樹 | 4 |
これもまた写真とのギャップが・・・!
全体に敷けば「節」も見られるのかも。針葉樹だけど堅い。
無垢床の温度を検証してみた結果
結果はこちら!!
①スギ
屋外出してすぐ | 18.1度 |
屋外1時間後 | 15.7度 |
屋外⇨屋内すぐ | 22度 |
屋内30分後 | 22.7度 |
②ウォールナット
屋外出してすぐ | 18.1度 |
屋外1時間後 | 15.7度 |
屋外⇨屋内すぐ | 20.9度 |
屋内30分後 | 21.5度 |
③ハードサイプレス
屋外出してすぐ | 18.4度 |
屋外1時間後 | 15.8度 |
屋外⇨屋内すぐ | 19.1度 |
屋内30分後 | 20.9度 |
④アルビジア
屋外出してすぐ | 18.3度 |
屋外1時間後 | 15.8度 |
屋外⇨屋内すぐ | 19.2度 |
屋内30分後 | 21度 |
⑤挽き板ウォールナット
屋外出してすぐ | 17.3度 |
屋外1時間後 | 16度 |
屋外⇨屋内すぐ | 19.9度 |
屋内30分後 | 21.1度 |
計測した機械の性能はイマイチなので、比べるとしたら実際何度だったかではなく、温度差が参考になるかと思います。
ですが、数値上は驚く程の差はないというのが正直な感想でした。
しかし!素足で無垢材を踏む・手で触ると感触の差はかなりありました。
暖かく感じた順に並べました。
圧倒的にスギが暖かい!!!!
誰が踏んでも絶対に違いがわかると断言できるレベル。
これなら、床暖房不要です。
②はウォールナットですが、こちらもヒヤッと感はあまり感じませんでした。
正直③以降はどれもヒヤッと感じましたし、あまり差はないように感じました。
スギの温もりは実際に触れてみてほしい!木の香りも強めで癒される・・・。
ということで、暖かさ重視ならダントツで「スギ」ということが分かりました。「ウォールナット」も温もりや木の柔らかさも感じられる、いい素材だと思います。
スギのデメリットとは
無垢床にしたい①の記事でも触れましたが、まずは傷つきやすいこと。
真ん中辺りにある傷が見えますでしょうか。
高さ30cm程度の場所から、スマホ(使わなくなったもの)を落としてみました。
リアルに落としそうですよね?スマホ。(私はよく落とす)
あっという間に傷がついてしまいました・・・
しかし、修復方法はあります!!
今回の傷ぐらいだったら、多分修復できそうな気がする!
傷ついた時にマメにメンテナンスできるかが問題だけどね・・・
そして、無垢床ではつきものな経年変化の具合。
カタログのまま変化してくれたら、いい感じよ!!
色が濃く変化するから、濃いめ色が好きな夫には逆にいいかもしれない?
素人の管理だと、汚らしく変化しないかが心配なんだよなぁ〜
正直そのような床も見たことがあるので、どこまで自分たちでメンテができるのか。
その変化や傷も味わい深いな〜と感じられるかもしれないですけどね。
私たちの希望する床材の特徴とは
- 温かみが欲しい
- 色は濃いめがいい
- 傷が目立ちすぎるのは嫌
この条件をマルホンさんにお伝えしたところ「ウォールナット」と「マホガニー」をすすめられました。
マホガニーは光沢感があるので傷が目立つ印象がありましたが、無垢材の仕上げ方法によっても違うものなのでしょうか。
同じ「ウォールナット」でも住友林業とマルホンで扱う無垢材では「質感」が違うと感じました。
マーブル感がアルビジアに似ていて、表面もつるっとした印象。
素敵なんですよ、ウォールナット!!
やはり床の仕上げ方法を考えるべきなのかな。オイル仕上げ・塗装仕上げで変わってくるのか…勉強してきます。
個人的な意見になってしまうけど、つるっと光沢感があるものは足元のヒヤッと感が強いと感じる・・・。
光沢のある素材は「高級感」抜群なので、本当に何を優先するのかが課題といったところ。
寒冷地に住む以上は断熱性を上げておきたいところなので、デメリット面はさておき「スギ」も前向きに検討したいところ。
(実際、寒冷地ではスギ床を使っている事例が多いです。理由が分かりました。)
「ウォールナット」も住友林業とマルホンとの質感の差についてをきちんと調べて確認してから決めたいと考えています。
まとめ
- 温もりは「スギ」がダントツで、柔らかい木は本当に暖かい!感動レベル
- スギにすれば、床暖房は不要
- 数値上の温度はあまりアテにならない
- 針葉樹は柔らかい木が多いが、堅い木もある。逆に広葉樹でも柔らかい木もある
- 自分の好みと実用性のバランスで決める
- 私たちの場合は、「スギ」「ウォールナット」の2択で検討を進める
マルホンさんは、お店に伺った際も感じましたが、接客対応がとても丁寧です。
今回のメール相談では、ど素人な私に対して、とても親身に話を聞いてくださり、細かく説明をしてくださいました。
マルホンさんの床材をぜひ採用させていただきたい!と思いました。
ということで、メールだけではなく結局もう一度新宿のマルホンさんへ行くことにしました!
やっぱり、大きいパネルを確認したいなと思いまして。
無垢床の話はもう少し続きますが、今回はこの辺で。
ではまた!!
コメント