久しぶりに記事投稿!なかなかブログを書き続けるって難しいな・・・
あれだけ挽き板派だったのに無垢床派に寝返りました、ししりんです。
窓の断熱のことばかり考えていて他のことを考えていなかったのですが、床材も断熱に大きく関わることを最近知りました。
床のメンテナンスのことを考えて挽き板一択だったんだけど・・・
無垢床といえば、個人的にはデメリットが多いイメージでした。
このデメリット自体は今でも事実だと考えています。
その上で無垢床の採用案についてを書きたいと思います。
無垢床は暖かい?
体感としてですが、裸足で床材を試したところ挽き板ウォルナットは「ヒヤッ」と感じましたが、ナラの無垢床材は温もりを感じました。
床暖房つけている程とまではいきませんが、「ヒヤッ」としないんです。
手で撫で回してみても温もりを感じました。
特に子供は正直で、無垢床の展示場だと靴下を脱ぎ始めます。
ちなみに現在住んでいるマンションの床は完全な「合板」なので冬はとても冷たいです。
床暖房つきですが、床暖房つけると光熱費が気になるので、あまり活用できていないのが現状です・・・。
床暖房をやめて無垢床を採用する
住友林業の当初プランでは、私たちが無垢床にこだわりがなかったため最初から「挽き板」設定でした。
住友林業を選んでおいて、無垢に興味がないって・・・!
しかしながら、寒冷地ということもあり営業さんが床暖房を見積もりに入れてくれていました。
その金額がリビングのみで約40万。
床暖房つけるのやめて、その40万で無垢材に変更しない?
※ここで注意!!
改めてじっくり工事請負契約書を確認したところ、床暖房料金の内訳がガス給湯器+床暖房のセットで書かれていますが・・・床暖房の工事代諸々は0円になっており、費用としてかかっているのは給湯器代のみでした。今回、床暖房をやめたとしてもその分丸々浮くというわけではどうやらなさそう・・・。これは担当のガス会社によって床暖房の割引率やサービスは大きく異なるので担当者に確認を!(それでも無垢材にする気マンマン)
と夫が突然言い出しまして・・・
YouTubeに影響されたらしい。
しかし、ここまで言い切られると納得してしまうのも分かる!!
樹脂サッシにこだわるなら、同じように床も本物の木にしようと。床を挽き板にするなら、サッシは複合サッシにすると言い出しました。
樹脂サッシを人質に取られた・・・!
※樹脂サッシが絶対ではありません。寒冷地だから樹脂サッシ必須だと思っているだけです。
なので、設計士様に早速見積もりをお願いしました。(金額はまだ分かりません。)
私たちが検討中の無垢床は
やっぱりウォールナット!!しかもマルホン!!!
アルビジア!!・・・ってなに?けどこの木目感がドストライク!!
重厚感のあるマーブル模様が美しいアルビジア(学名:Albizia Procera)は、インドから北オーストラリアにかけて生息しています。アルビジアは160 以上ある熱帯または亜熱帯種の属名で、18 世紀中頃にこの属の一種を初めてヨーロッパに紹介したイタリア・フィレンツェの貴族フィリッポ・デッリ・アルビツィ(伊:Filippo degliAlbizzi)に由来します。適度な堅さや弾力性があるため、家具や建材などに重用されるアルビジアですが、茶園やコーヒー・ココア農園の緑陰樹や土地の境界樹木として栽培されるなど、その用途は多岐に渡ります。
株式会社 マルホン
見た目はどちらもダークな色味で同じような系統だよね!
お値段的にも、巾が小さいとはいえウォールナットよりリーズナブルで、濃淡が美しくて本当に好み💕
elisehouse.2021様に許可をいただきましたので、ご紹介させていただきます!
なんと!マルホンH Pにも掲載されたお宅です♪
チークのような、ウォルナットのような・・・そんなデザイン!木本来の表情がそのまま出ているのが素敵〜!!
elisehouse.2021様のお宅は一つ一つにこだわりが詰まったお家となっていて、素敵なんですよね♪
その他のマルホン製品も採用されているので、マルホンをご検討中の方はとても参考になりますよ!
私もマルホン採用したい・・・!!
浜松にあるマルホン本社ショールームに行ってみたいな♪
住友林業の無垢ウォルナットも検討中。
無垢床部分が小さい写真だけれど、素敵な色なのは遠目でも分かる!
おそらく金額的にはマルホンのアルビジアと同じぐらい?と予想!
同じウォルナットだと、マルホンの方が幅広なこともありお高そう!(住友林業のオプション無垢は幅120㎜、マルホンは130㎜)
この1㎝にどれだけ見た目の差が出るのか?
最終的には見た目にあまり差がなければ、安い方を選ぶと思う・・・!
でも個人的には、アルビジア推し・・・!
暖かく感じる無垢材の種類とは。広葉樹と針葉樹
ここまで無垢材を推してきましたが、どうやら無垢材なら何でも暖かく感じるわけではないようです。
木には広葉樹と針葉樹の二種類があり、結論から言ってしまうと暖かく感じるのは針葉樹の方。
針葉樹と呼ばれる木は素材が柔らかく、広葉樹は堅いので踏んだ時にヒヤッと感じてしまうかもしれません。
☝︎広葉樹・針葉樹の一覧(日本木材総合情報センターのHPです)
今回、私たちが検討している無垢材は全て広葉樹の方でした。
ダメじゃん!!!!
しかし、冒頭「無垢床ナラ」について書かせていただきましたが、ナラは「広葉樹」です。
ナラは色味から針葉樹かと思っていたので意外!
展示場は全館空調だということも影響あるかもしれないけど、ヒヤッと感じなかったよ!無垢材というだけで温もりがあるのかも?
同じ広葉樹でも堅さは異なります。
☝︎木材の強度(硬度) (木材博物館HPです)
ウォールナットとナラは堅い、アルビジアは並の堅さ
だそうです。
夫の仕事部屋に使うマホガニーも「堅い」ので、見事に堅いのばかり選んでる!!
その中ならアルビジアは並なら、他の硬い床材よりも暖かさを感じれるのかな?
代表的な針葉樹を使った無垢材とは
スギの厚みが30㎜と圧倒的に厚い!!材質が軽いため、ここまでの厚みが実現できるのだとか。
他には、ヒノキやパイン。
針葉樹は正直どれも白っぽくて、同じに見える・・・私だけ?見分けがつかない!!
「工房信州の家」はまさに国産針葉樹をふんだんに使ったハウスメーカーさんです。木の香りがたっぷり。
確かに床の温もりはあったし、娘がゴロゴロしていたので気持ちよかったんだと思う!
コスト的にもお安めでパイン材だと、税込10,450円/平米!(マルホン・シルバーパイン111㎜、厚み15㎜)
ただし、そこは一長一短でデメリットもあります。
ただし、このデメリットに関しては、小さな傷なら修復可能です。
逆に広葉樹はちょっと物を落としたぐらいでは凹んだりしないと聞きますが、万が一の時は、修復が難しいとも言えます。
ま、傷なんかが気になるのは最初だけだったりするけどね!
数年後の床の状態については、メンテ次第なのとそれも「あじ」だと思える人は気にならない点だと思われます。
画像検索すると、いくつか経年変化の画像が出てきますが、個人的には苦手だった。なんていうか・・・児童館の床(伝わらない表現)という感じだった。
シミは正直、無垢材全般そうだとも言える・・・。水染みとか目立つんだよね。
でも、針葉樹の無垢材はメンテナンスが行き届いていれば、日本らしい家という雰囲気になりこれはこれで好き!何より木の温もりを感じられる!!
まとめ
木の堅さによる暖かさについて書きましたが、結局は「体感」してみないと分かりません。
「ナラ」は硬い部類に入りますが、暖かく感じましたし、「ウォールナット」や「マホガニー」を踏んだ時にはどう感じるのか。
挽き板と変わらないと感じるのか、明らかな差を感じるのか。
住宅四天王エースさんのYouTubeも参考にしました。
本当に樹脂サッシ決めの時にも思いましたが、あらゆる「差」について「こんなものか」なのか「こんなに違うのか」になるのか自分がどう感じるかが最終的には大事だと思っています。
そして床材は断熱面だけでなく、メンテナンス面もとても大事なので何を重要視するのかも大事なポイントだと思います。
場所によって使う床材を変えたりするのもメンテナンスを気にしてのことだと思います!様々な選択肢から自分に合った床材に出会えたらいいですね♪
では、また〜!
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